[2010.2.2] -[議員活動]
今日の議員団会議は、赤旗日刊紙に連載された農業問題「戸別補償 内容と問題点」を学習しました。
民主党中心政権の農政の目玉「戸別所得補償」 農業つぶしの自公政権の農政に代わるものとして、農家から期待を集めたのに、農家のみなさんが怒ってる。その問題点とは。
民主党の「戸別所得補償」は
①農家への補償を、生産費から販売価格の差額とする、とした点で、一定の前進。
②しかし、提示された標準生産費は60kgあたり13,703円。農水省が示す米生産費全国平均(16,497円)より2,800円も低い額。しかも、補填は全国一律。
これでは、農業で生計を立てることができません。農業後継者確保は待ったなしの課題。農業で生活できるだけの所得が得られるような、所得補償が求められます。共産党提案の所得補償は、最低でも一俵あたり18,000円。同時に、ミニマムアクセス米などの輸入をやめること、その上、農産物自由貿易協定など、ありえない。はやく、後継者を得る施策を講じなければ、日本の食糧そのものが確保できなくなるのに・・・。