[2010.1.24] -[議員活動]
守山市議会環境対策特別委員会は、1月21・22日の二日間、岡山市と島根県松江市に地球温暖化対策、環境保全施策について、行政視察を行いました。
岡山市は『環境先進都市』をめざして、さまざまな環境施策に取り組んでいます。
地球温暖化対策をはじめ、いま環境問題は地球規模の課題となっています。守山市でも先進の取組を生かそうと環境対策特別委員会が今回視察したのが、この岡山市で、実際に現地を訪れ、貴重な取り組みの経験を聞くことができました。
私が、一番に感じたのは、環境問題に対する市民意欲を行政が喚起する役割を、しっかりと果たしているという点です。以前から、市民や事業所によって、湖の清掃活動や、企業による環境保護の活動、市民共同発電事業など、さまざまな環境保全活動が行われていたとのことですが、「環境パートナー事業」として、それぞれの活動をニュースレターで紹介するなど、各活動を結びつけ、交流会を行ったり感謝状を贈ったり表彰したりと、活動を励ましています。
「ESD推進事業」では、市環境保全課が事務局となり、環境教育を積極的に支援。指導者の育成や、市民団体・企業・教育機関・公民館などの組織と連携した環境教育に取り組んでいます。 太陽光発電システムへの助成。これは人気があり、今年度1000件(3万円/1kw・上限12万円)。また電気を消して、キャンドルナイトで過ごすライトダウンには、861軒が参加。「もったいない運動」街灯のLED化、保育園に太陽光発電(市民の募金で設置、売電分を還元)などなど、市民と行政がタイアップし、またアイデアを出し合いながら、意欲的に地球温暖化対策に取り組んでおられるのが特徴でした。