[2010.5.23] -[議員活動]
守山市主催の「すこやかまちづくりフォーラム」に参加しました。
講演された笹田昌孝氏(成人病センター総長、京都大学名誉教授)のお話は、とても示唆に富む内容でした。健康とは、WHOのいう「精神的、社会的に、完全に良好で生き生きとした状態」
病気でない、ということだけではなく、精神的にも社会的にもすこやかな状態で、過ごせる環境であることで健康に生きられる、ということ。
市長が笹田氏と、まったく同じ思いの中で、「守山市すこやかまちづくり事業」を今後5年間で立ち上げる、とのこと。
この事業が、守山市にしっかりと根付くことで、市民が本当に「健康」になり、笹田氏の言われるように「元気で長生きするシステムを作っていくことで、医療費は必ず下がっていく」ことが、実現できるように。
それは、市民にとっても、行政にとっても歓迎されること。
このプランが実効性のあるものであることを、心から期待します。
そのための、行政の役割は、とても重要です。プランを作ることで安心してしまい、実行がともなわないことが、往々にしてあるけれど、このプランは、必ず結果を出せるように。
国保税が2年連続の値上がりを余儀なくされる現状の守山市。市民の健康づくりは、待ったなしです。そのために、健康づくりを、市民の個人の責任に任せていたのでは、実効性のあるプランにはなりません。
行政がどのような役割を果たしていくのか、議会で発言しながら、中身のある「守山市の健康づくり」を応援していきたいと思います。