[2010.1.8] -[ブログ]
1月7日(木) 大津市民会館で、「いのちの山河 日本の青空Ⅱ」 上映会がありました。
「いのちの山河」は、全国で初めて、60歳以上の村民と乳児の医療費を無料化し、
全国初の乳幼児死亡率ゼロを達成した、岩手県沢内村をモデルにした映画です。
人間はみな自由で平等、人間の命に格差があってはならないと、「生命行政」に徹した深沢まさお村長。
その村長の熱意と、役場職員や地域住民が一体になって、村づくりをすすめる姿に、胸震える感動を覚えました。
社会保障を抑制してきた日本の政治。格差と貧困のひろがり、社会的弱者や国民の生存権が脅かされる現代。
憲法25条で保障された、生存権を、守ることが、政治の役割であり、地方自治体のあるべき姿です。
全国の自治体の長、職員、議員、そして、すべての国民が、沢内村に学ぶべきと思う。
今の政治、本当に大事なことは何かを、忘れてはいないか・・・。
国民、県民、市民の命と健康、くらしを守ることこそが、政治の責任。
そのことこそが、国民を県民を市民を元気づけ、本当の地域の活性になるのだと確信しました。
深沢村長語録から
「与えられた命が完全に燃焼しつくすまで、住民の命を守り続けることが
主義主張を超えた政治の基本でなければならない」